肩こりは寒さのせい?整体師が教える“冬の体の秘密”
「寒くなると肩がこる…」そんな悩み、あなたも感じていませんか?
実はそれ、ただの気のせいではなく、冬特有の“体の反応”が関係しています。整体師として、寒さと肩こりの関係をわかりやすく解説し、今日からできるセルフケアもご紹介します。

なぜ寒くなると肩がこるの?
冬になると、体は冷えから身を守ろうとします。その結果、以下のような変化が起こります。
血流が悪くなる
寒さで血管が収縮し、肩や首の筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなります。これが筋肉のこわばり=肩こりの原因に。
無意識に力が入る
冷たい空気に触れると、自然と肩をすくめたり、首を縮めたりします。この“力み”が続くと、筋肉が疲れてしまいます。
自律神経が乱れる
寒さは交感神経(緊張モード)を刺激します。ストレスや睡眠不足が重なると、肩こりが慢性化することも。
こんな方は要注意!
- デスクワーク中心で運動不足
- 厚着で肩周りが重くなっている
- 猫背や巻き肩など、姿勢が悪い
- ストレスや睡眠不足が続いている
これらに当てはまる方は、寒さによる肩こりが起こりやすい傾向があります。
整体師がすすめる冬の肩こり対策
1. 首・肩を温める
マフラーやネックウォーマーで首元を保温。血流が改善され、筋肉の緊張が緩みます。
2. 姿勢を整える
寒いと背中が丸まりがち。意識して背筋を伸ばし、耳・肩・腰が一直線になるように立ちましょう。
3. 肩甲骨ストレッチ
肩甲骨を動かす簡単なストレッチを1日数回。肩周りの血流が促進され、こりにくい体に。
4. 湯船でリセット
38〜40℃のお湯に10〜15分浸かることで、自律神経が整い、肩の緊張がほぐれます。
最後に:肩こりは“体からのSOS”
肩こりは「冷えてるよ」「緊張してるよ」という体からのサイン。無理に我慢せず、日々の習慣を少し変えるだけで、肩こりはぐっと軽くなります。
整体師として、あなたの体が本来のバランスを取り戻すお手伝いができれば嬉しいです。まずは、今日から首元を温めてみてくださいね。







