年明けの不調はこうして起きる。整体師が語る隠れた原因
整体師として、日々多くの方の身体に触れていると、年明けに特有の“ある共通点”が見えてきます。
それが 「正月疲れ」 です。
正月は仕事・家庭・人付き合いの負担が重なりやすく、気づかないうちに身体が悲鳴を上げています。
結論から言うと、正月疲れの正体は 生活リズムの乱れと、特定の筋肉に生じるトリガーポイント(筋肉の硬いしこり) が深く関係しています。
ここを理解すると、毎年のように繰り返す「年明けのだるさ」から抜け出すヒントが見えてきます。

正月疲れとは?
一般的には「休んだはずなのに疲れが抜けない状態」と言われますが、整体師として身体を観察していると、もっと具体的な特徴があります。
- 朝起きても頭が重い
- 肩や首がガチガチ
- 仕事の集中力が戻らない
- 背中が張って呼吸が浅い
- なんとなく気持ちが落ちる
これらは単なる“気のせい”ではなく、身体の深部で起きている変化のサインです。
隠れた原因①:生活リズムの乱れが自律神経に影響
年末年始は、
・夜更かし
・暴飲暴食
・長時間の座り姿勢
・運動量の低下
が重なり、自律神経が乱れやすくなります。
「休みだからいいか」と無理をしてしまうと、気づいた頃には身体のスイッチが切り替わらなくなっています。
隠れた原因②:トリガーポイントの発生
整体の現場で最も多いのが、首・肩・背中・腰のトリガーポイント の増加です。
●トリガーポイントとは
筋肉の一部が硬くなり、
・動きの悪さ
・重だるさ
・関連部位の不快感
を引き起こす“筋肉のしこり”のようなものです。
正月は座る時間が増えるため、
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 大腰筋(だいようきん)
- 臀部の深層筋
などにトリガーポイントができやすくなります。
これが「休んだのに疲れが抜けない」最大の理由です。
隠れた原因③:呼吸の浅さ
背中や肋骨まわりの筋肉が硬くなると、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと酸素が十分に取り込めず、頭がぼんやりしたり、疲れが取れにくくなります。
正月疲れを和らげるための対処法
整体師として、無理なく続けられる方法をお伝えします。
●1. 朝の深呼吸を30秒だけ
背中の緊張がゆるみ、自律神経が整いやすくなります。
●2. みぞおち周りを軽くほぐす
大腰筋の緊張がゆるみ、腰の重さが軽減しやすくなります。
●3. 肩甲骨をゆっくり回す
肩甲挙筋や僧帽筋のトリガーポイント対策に効果的です。
●4. 夜はスマホを胸より下で持つ
首の負担が減り、翌朝の重だるさが変わります。
●5. 1日1回だけ「長めの exhale(息を長く吐く)」
呼吸が整い、頭の重さが軽くなりやすいです。
正月疲れは“放置しない”ことが大切
正月疲れは放置すると、
・慢性的な肩こり
・集中力の低下
・睡眠の質の低下
につながることがあります。
身体のサインを無視せず、早めにケアしてあげてください。
あなたの身体は、あなたが思っている以上に頑張っています。
高梨







