季節の変わり目に眠れない本当の理由。鍵は“首のコリ”にあった
季節の変わり目と睡眠、寝具について
(整体師としての経験からお伝えします)

結論:季節の変わり目に眠りが浅くなるのは、身体が環境の変化に追いつけていないだけ
よく聞くのが、
「最近、寝ても疲れが抜けない」
「夜中にふと目が覚めるようになった」という声です。
季節が変わる時期は、気温や湿度、気圧が短いスパンで揺れ動きます。
その変化に身体が必死で対応しようとするため、どうしても睡眠が乱れやすくなるんです。
整体師として多くの方を見てきましたが、こうした時期に不調を訴える方の多くに、寝具の選び方と“トリガーポイント”の硬さという共通点があります。
季節の変わり目に起こる身体の変化
気温や湿度が安定しない時期は、自律神経がフル稼働します。
その結果、次のような状態が起こりやすくなります。
- 寝つきが悪くなる
- 夜中に目が覚めやすい
- 朝のだるさが抜けない
- 肩や首がこりやすい
- 体温調整がうまくいかない
特に男性は、仕事の緊張が抜けにくい方が多く、リラックスモードに切り替わりにくい傾向があります。
睡眠の質を左右する「トリガーポイント」とは
トリガーポイントとは、筋肉の中にできる“硬いコリの芯”のような部分です。
押すとズーンと響いたり、離れた場所に違和感が広がることもあります。
なぜ睡眠に影響するのか
肩・首・背中にトリガーポイントがあると、寝ている間も筋肉が緊張し続けます。
- 寝返りが減る
- 呼吸が浅くなる
- 枕が合わない感覚が強くなる
- 朝起きた時に身体が固まっている
特に、首の後ろ(後頭下筋群)や肩の上部(僧帽筋上部線維)に硬さがあると、枕の高さがしっくりこなくなり、睡眠の質が落ちやすくなります。
季節の変わり目こそ「寝具の見直し」が必要
寝具は一年中同じでいい、と思われがちですが、実は季節によって身体との相性が変わります。
整体師として感じるのは、寝具の微妙なズレがトリガーポイントを悪化させているケースが非常に多いということです。
特に見落としやすいポイント
- 湿度が高い時期は、敷布団やマットレスが蒸れやすい
- 寒暖差が大きい時期は、掛け布団の厚みが身体に合わなくなる
- 筋肉の張りが変わるため、枕の高さも季節で微妙に変わる
男性は「一度買ったらずっと同じ寝具を使う」傾向が強く、季節の変わり目に身体とのズレが生まれやすいのです。
今日からできるセルフケア
整体院での施術ではなく、自宅でできる一般的なケアを紹介します。
① 首の後ろを温める
シャワーを当てるだけでも、後頭下筋群の緊張がゆるみやすくなります。
② 枕の高さを1〜2cm調整する
タオルを入れて微調整するだけで、呼吸がしやすくなることがあります。
③ 寝具の湿気を逃がす
布団を干す、マットレスを立てかけるなど、湿度対策は睡眠の質に直結します。
④ 寝る前にゆっくり深呼吸
胸ではなく“お腹”をふくらませる呼吸を意識すると、自律神経が落ち着きやすくなります。
まとめ
季節の変わり目に睡眠が乱れるのは、あなたの身体が弱いからではありません。
環境の変化に対応しようと、身体が頑張っている証拠です。
ただ、そこにトリガーポイントの硬さや寝具のミスマッチが重なると、睡眠の質はさらに落ちてしまいます。
「最近、疲れが抜けない」と感じているなら、まずは寝具と身体の緊張を見直すところから始めてみてください。
高梨







