実は生活習慣病だった!「痔」の話

folder未分類

「痔」は、日本人の成人3人に1人がかかる「国民病」で、成人した約7割が、患っているそうです!

なかなか人に相談しづらい病気なので、隠れ「痔」持ちの方が多いのですが、日本の病気のナンバー1は虫歯、その後のナンバー2はこの「痔」なのです!

痔の種類と原因

痔は大きく3種類あります。

  1. 裂痔(きれじ)‥‥‥ 排便で肛門が切れて痛い。
  2. 痔核(いぼ痔)‥‥‥ 排便時に出血したり、脱出したりする。
  3. 痔瘻(あな痔)‥‥‥ 肛門から膿が出る。

原因としては、肛門で便を排泄する時に炎症を起こしてしまって、粘膜が弱まってしまったり、支持組織が弱まってしまう事で起こるようです。

本来は、リンパ球が便の通り道をキレイにお掃除してくれるのですが、そのリンパ球の数が減ってしまうと菌が繁殖して炎症が起きてしまいます。

リンパ球の数が減ってしまうのは、免疫力の低下が原因で、ストレスや肉体疲労、大量の飲酒、睡眠不足など、生活習慣の乱れが引き金になってしまいます。

改善するために・・・

痔になって病院に行くとすぐ手術と思う方も多いと思いますが、痔になってだいぶ時間が経ち、ひどくなってから病院に行くから手術になるだけであって、現在のほとんどは保存療法(生活習慣の改善)で良くなるそうです。

痔の手術は約10%!もはや、生活改善が基本になっているそうです!

生活改善の3つのポイント

  1. 食事の方法 ‥‥‥ ➀朝食で腸を動かす事、②食物繊維21gを摂取する事、③便秘や下痢を整える食材(乳酸菌やオリゴ糖などを含む食材)を取る事
  2. トイレの使い方 ‥‥‥ ➀ロダンの「考える人」の体勢が理想、②シャワートイレは「最弱」で数秒だけにする。③トイレは3分までにして、いきまない。
  3. 毎日の運動 ‥‥‥ ➀1時間に1回、10m歩く、②1駅歩く、1階分は階段であがる、③湯舟につかる。身体を温める。

以上の事を3ヶ月実践して、生活習慣の見直しを計って「痔」を改善していきましょう!

山崎