寂しい…不安…

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誰かに甘えたい。けど誰にも言えない寂しさや、心苦しさは誰しもが抱えているものだと思います。僕も本当は毎日ママに抱っこされていたいです。ですが、年齢と共に社会的な行動がこの世の中では求められます。


その中で心は成長していき、大人に近づいていきます。
ですが、どうしても周りと同じような心持ちができないことがある方もいます。
それは、「大人の愛着障害」かもしれません。
この言葉を聞くと、脳に障害があると言う捉え方をしてしまうかもしれませんが、ここでは生ていく上で障害になりうる事象の事柄を指す意味とします。

まず、愛着障害とは何なのかを記します。
そもそも、愛着障害とは18歳未満の子供がなることを言います。
これは、養育者と心理的な結び付き、或いは愛情表現の受け取り、表現、信頼などがうまくできない状態のことを言います。
まず、赤ちゃんの時に「愛情」をしっかり受け取ってそれを「安心」として行動します。
例えば成長するにつれ、赤ちゃんは勝手に行動し始めていきますよね。これは親の元に帰れば安心できる、という環境があるからこそ親のそばを離れて行動できるのです。これを「愛着」と言います。このように愛着が形成されていくのは生後6ヶ月〜1歳半と言われています。この時期に養育者と引き離されてしまったりすると、成長過程で何らかの問題が出てきます。この状態を放置したまま成長していったことで「大人の愛着障害」になってしまいます。


特徴として、
・喜びや悲しみの表現が苦手
・人の言葉に傷つきやすい
・自己評価が低い
・他の子と交流をあまりとらない
と言うのがあります。具体的な例としてこの特徴を挙げましたが、この特徴には、ASD(自閉スペクトラム症)にも当てはまります。よく、発達障害と診断されてしまうこともあり、判断が難しい部分もあります。
他にもたくさん具体的な例はありますが、チェックリストもあるので、自分が当てはまるかもしれない方は「愛着障害 チェックリスト」と調べてみてください。
もしも可能性がある方は早めに専門機関へ行くことをおすすめします。
愛着障害だけではなく、発達障害(ADHDや、ASD)、二次障害が発症していたなど、判明する場合もあります。
この二次障害は薬などで治療できるものではありません。うつ病などを患っている場合には、その症状にあった、治療法を受けることが大事です。

愛着障害は子供の病気ですが、大人になってもその症状が続く可能性も多いにありえます。
しっかりと専門機関、カウンセリング機関や心療内科、精神科などに診察してもらいましょう。

前田